公示地価発表
こんばんは、平田です。今日の朝刊の一面には公示地価(国土交通省が毎年3月に公表する1月1日時点の全国の土地価格)がに関する記事が掲載されていました。見出しは「地価上昇 全国に波及」とあります。
不動産の売買に携わる実務においても、地価の上昇は去年から実感しています。ようやく上昇局面に至った地価ですが、局地的な地価を冷静に分析すると一概には「地価上昇」と言い切れない部分があります。大阪圏の明らかな地価上昇は商業地(4.7%上昇)であり、住宅地の上昇率はわずか0.1%に過ぎません。吹田市内の上昇している標準地は駅徒歩圏であり、バス便はほとんどが横ばいです。年々駅徒歩圏の人気が高まっていることを地価が裏付けています。一方バス便はやや勢いがなく、地価上昇傾向にはありますが、「明らかに地価上昇」と言い切れないのが現実です。
9月下旬に公表される基準地価(各都道府県の調査を基にして公表される7月1日時点の土地価格。地価指標の一つ)の住宅地の上昇率が注目されます。
苺の貴婦人
働き方改革
最近テレビや新聞でこの春の引っ越しシーズンに引越しできない「引っ越し難民」の話題をよく目にします。
先日いつもお世話になっている中規模の引越し業者の担当者に現状をお聞きしたところ、大手引越し業者が仕事をセーブしているため、今春の引っ越し依頼は増えているものの、アルバイトを含めた人手が足りず、依頼に応えきれていないとのことでした。
働き方改革が声高に叫ばれている昨今、引っ越し業界も人材を確保するために、稼ぎよりも労働環境の見直しを優先し始めていることが顕著になりました。
我々の不動産仲介業界はどうか?以前はどの会社も当たり前のように夜遅くまで仕事をし、週休2日なんて珍しい業界でしたが、今は夜7時を過ぎると他社様から電話が鳴ることもほとんど無く、週休2日も浸透しつつあります。
当社も「よく働きよく遊ぶ」ために、20年前から週休2日制にして、年末年始とゴールデンウィーク、お盆には平均10日の長期休暇をいただいております。しかし仕事は無限大にある。日々いかに集中して仕事をして残業をせず、いかに定休日はしっかり休むか、という課題に常に向き合ってきました。少し前まではこの不動産仲介業界では、定休日にしっかり休むこと、特に週2日休むことに罪悪感を感じざるを得ない雰囲気が漂っていましたが、やっと今はしっかり休むことがスタンダードな業界になりつつあります。
物件によっては一つの売買契約に関して、宅地建物取引業法上膨大な調査が必要であったり、膨大な量の書類を作成しなければいけない場合も有り、現実は100%理想通りとはいきませんが、わが社でも休みの日はしっかり休み、終業時間の18時を過ぎたらできるだけ早く帰ることを推奨しています。私には、わが社のスタッフがプライベートな時間を堂々と充実させることで、仕事にも良い影響が出るとの確信があります。
近い将来、18時以降や定休日に仕事をしていることに罪悪感を感じるくらいの会社にしたいと本気で考えています。
所有者不明の土地
一昨日の新聞によれば、全国で所有者の分からない土地は九州より広いのだそうです。それにより都市の再開発が計画通りに進まず、土地を有効活用できない経済的損失の試算は6兆円とのことです。
不動産を取り扱う仕事をしていて、今の日本の登記制度について改正すべき点があると思っています。所有権を取得した人は、自らの権利を守るために所有権移転登記をしますが、それは義務ではないのです。
それ相応の対価を支払い売買で不動産を取得した人は、当然登記をするでしょうが、相続により取得した場合、遠方の物件や売るに売れない山林など、物件によっては登記をしないままというケースがあります。また、複数の相続人の内、行方の分からない人がいれば、相続登記をしたくてもできないというケースもあります。そのまま放置した結果、次の相続が発生し権利者がネズミ算式に増えていき、収拾がつかなくなる。こうして所有者不明で放置されたままの土地が増え続けているのが現状のようです。
面倒な手続きや様々な書類が必要な相続登記を簡単にして義務化し、相続人の中に行方不明者がいても、一定期間を経れば相続登記ができるよう変えていくべきだと思います。
このままでは2040年には所有者不明の土地は、北海道の面積に迫るそうですよ。
プレミアム・・・
こんにちは 松下です。
昨日、今日と日中は暖かく気持ち良い気候でしたね。このまま寒の戻りもなく春を迎えてほしいものです。
ところで皆さん、今日は何の日かご存知ですか?私もたまたまテレビを見ていて思い出したのですが、1年前から【働き方改革】の1つとして日本政府が提唱した「プレミアムフライデー」です。
月末の金曜日、15時に仕事を終わらし、食事や買い物等の消費にあてましょう。ということらしいですが実際に身近で実施されている企業さんはどのくらいいらっしゃいますか?
ニュースでも言っておりました、認知すらまともにされていない現状ですからほとんどの企業が実施されていないのでしょう。
実施されているところがうらやましいなとも思いますが、皆さんは「プレミアムフライデー」賛成ですか?反対ですか?
仕事冥利
こんばんは、平田です。今日の午前中は昨年ご契約いただいた滋賀県大津市北比良の一戸建てのお取引でした。
売主様は元々吹田市にお住まいの方。自然いっぱいの緑豊かな大津市北比良に移住され、お家もお庭もとても素敵なこだわりの一戸建を建築されました。売主様ご夫婦のお顔やお話しぶりからとても楽しく幸せな日々であったことが容易に推測されます。
それから20年余り。同じ滋賀県のご実家の近くに転居されることになり思い出いっぱいのご自宅をご売却されました。
きっとどこか寂しさもあったと思います。でも今日お家のご売却の最終お手続きの時のお顔はご夫婦ともとても明るく晴れ晴れとされていました。それはきっとお家の次の主となる買主様ご家族のおかげかと思います。お子様の小学校ご入学のタイミングでお住み替えをお考えで関西一円で物件をお探しになられていたときに、たまたまインターネットで見つけていただいたとのこと。様々なご希望条件がタイミングよくピタッと当てはまり、トントン拍子でご購入の運びとなりました。
売主様にとっては20年の思い出の詰まったとても思い入れのあるお家。そのお家が次のご所有者様にとても喜んで住んでいただけること、そしてまたそのお家を舞台にしてご家族の楽しい思い出がこれから積み重ねられていくことを思われて、寂しさ以上にうれしかったのだと思います。
今まで全く接点の無かった売主様と買主様のこうした「ご縁」、しかも売主様にも買主様にも喜んでいただけるご縁をお繋ぎすることのお役に立てていると実感した時、「この仕事をしていて本当に良かったな~」と思います。
「住まい」は単なる建物でも箱でもコンクリートの塊でもなく、ご家族の幸せを育む大切な場所だと思っています。
今日、主の代わった大津市北比良のお家も気のせいか晴れ晴れとして、とてもうれしそうな表情に感じました。
右を見ても左を見ても
火曜日に滋賀県の土地のご売却のご相談で東近江市まで行ってきました。
吹田から車で約1時間、高速道路を使うとあっという間の道のりです。
前回来たときは、どこを見ても田んぼだらけでしたが、今回は右を見ても左を見ても雪景色。先日大阪でもかなりの雪が降りましたが、積雪量は別格ですね。
車での移動は少し怖かったですが、普段見ることのできない景色に癒されました。
雪景色
年内完成目指して
こんばんは、平田です。毎日毎日寒いですが、風邪などひかれていませんか?
ところで、誠に勝手ながら、当社は12月25日(月)から1月4日(木)まで、年末年始のお休みをいただきます。年末年始はしっかり休んで、また思いっきり仕事ができるよう、年内にやるべき仕事に全力で取り組んでいるところです。
年始から販売を予定している中古マンション。今日も年内のリフォームの完成を目指して寒い中、大工さん、設備屋さん、クロス職人さん、電気工事屋さん、フローリング職人さんに頑張ってもらっています。
工事はとても順調に進んでおり、完成まであと数日。何とか目途が付いてきました。
リフォームをしてきれいに生まれ変わるお部屋を見るのが楽しみです。
熟睡
こんばんは、平田です。もうすぐ師走、今年もあと1ヵ月余りですね。
この時期私を悩ませていたのが足先の冷え症です。例年布団に入っても足先が冷たくて冷たくて熟睡できずに困っていました。
先日たまたまお客様にそのお話をしたところ、なんと足元に敷く電気毛布をプレゼントしていただきました。ご主人様も私と同じ冷え症で、足元の電気毛布で熟睡できるようになったそうです。
今まで冬は厚手の靴下を3枚履いて寝ていましたが、それでも寒くて熟睡できず何か良い方法はないものかと悩んでいましたが、足元だけ電気毛布を敷くと、朝まで何のストレスもなく熟睡できるようになりました。
おかげ様で疲れも取れてここ数日体調も絶好調です。