こんにちは、平田です。緊急事態宣言下で、在宅時間が増えた最近の私の愛読書をご紹介します。
先月の宅地建物取引士免許の更新時のテキスト。見るからに固い内容のこのテキストの前半には、宅地建物取引業者の取引にまつわるトラブル事例と、判例がたくさん掲載されています。
調査不足、認識不足で誤った説明をしたり、取引の過程で見抜かなければいけない重要な事項を見落としてお客様が損害を被った場合、多くの判例では不動産取引のプロである宅地建物取引業者の責任となっています。このテキストを読めば読むほど、我々の責任は重いのだと改めて思い知らされます。
仕事をしていると、テキストに記載されている事例と似た取引も実際に有りますので、不動産取引のプロとして、権利関係や物件に思わぬ落とし穴が無いか、細心の注意を払って安全に取引を進めることの大切さを感じています。