おはようございます、平田です。今日は住宅ローンのお話です。
マイホーム購入に伴い、住宅ローンのご利用をご希望のお客様も多いのですが、お客様のご年収から計算すると銀行の審査基準に当てはまっているはずなのに、思いがけずすんなり審査が進まないケースがあります。その主な原因はお客様に他にお借入があるためですが、お客様自身思い当たることが無いということってよくあります。実は最近増えているその犯人が｢携帯電話｣。
携帯電話を買い替えられる際、機種代を一括払いではなく、分割して月々の電話料金と一緒に支払うプランを選択されている方も多いのではないかと思います。お客様の意識の中では、料金プランの一環として通話料感覚で機種代を毎月支払われているかと思いますが、実は携帯電話をローンで購入しているのと同じなのです。近い将来住宅ローンのご利用をお考えの場合は、少し注意が必要です。
住宅ローンの審査には、マイカーローンやキャッシングなど他のローンを含めて返済可能かどうか判断されますので、審査基準ぎりぎりの場合は、携帯電話の分割払い分が返済比率をオーバーして、ご希望金額通り住宅ローンが借りれないということもある訳です。お客様が携帯電話の分割払いを覚えていなくても、銀行のチェックする個人信用情報にはバッチリ登録されていますので、ご注意ください。
同様に、口座開設のときに窓口で勧められる銀行カードローンも、利用していなくても借入枠があるだけで｢借入｣と判断されますので、ご注意くださいね。
