いえかるて

こんばんは、平田です。今日は、大阪市内で開催された「住宅履歴情報『いえかるて』普及シンポジウム」に参加しました。

平成22年6月18日に閣議決定された国の「新成長戦略」のなかで、2020年までに中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模を倍増(=20兆円)させるとともに、良質な住宅ストックの形成を図ることが目標とされています。その目標達成のための市場環境整備の一つとして普及を図っているのが、新築時の図面や性能評価書、定期的なメンテナンスの書類や履歴、データをきちんと整理して記録し、その情報を長期に渡って情報サービス機関が保管する家のカルテ、つまり『いえかるて』なのです。

個々の住宅履歴情報が正確に蓄積保管され、いつでもどこにいてもパソコンからインターネットを通じてその情報を活用できれば、所有者は将来住まいの定期的なメンテナンスをしたり、天災などにによって突発的に修繕の必要が生じたときに右往左往することもなく、いざというときにも安心です。リフォーム業者にとっても、目に見えない建物内部の構造や過去のメンテナンスの状況を把握でき、無駄のない合理的なリフォームを実施することに役立ち、結果所有者はリフォーム費用の面でも恩恵を受けることにつながります。トレック不動産販売のような住宅販売会社から申し上げれば、住宅履歴情報がきちんと蓄積・保管されている物件は、見えない部分や過去についても家の状況を把握でき、将来のメンテナンスも計画的に行いやすいことから、買主様が購入される際の安心材料になるため、売りやすく資産価値も上がるのではないかと思っています。

近い将来、住宅履歴情報が蓄積・保管されている物件が当たり前になり、中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模が国の目標通りに倍増すること、そしてどんどんトレック不動産販売が活躍できる場が増えることを願っています。

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