こんばんは、平田です。
2025年も早くも一週間が過ぎようとしていますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日の夕方、自宅の固定電話に30歳くらいの男性から電話がかかってきました。
【私】はい、平田です。
【A】箕面市健康保険課のものですが、中島様のお宅でしょうか?
【私】いえ、平田です。かけ間違えてませんか?
【A】平田様、ですか・・・。申し訳ございません。失礼しました。
一旦電話を切って、ソファーに座るとまたすぐに
【A】平田様、箕面市健康保険課の者ですが、先ほどお電話を差し上げるリストを一行間違えて電話してしまいました。昨年11月にこちらから平田様宛に書類をお送りしたのですがご覧いただいておりますでしょうか?
電話で2回も「平田」と言っているのだから、一行ずれているだけなら普通はそこですぐに気付くでしょう、と不審に思いながら、
【私】記憶にないですが、どのような書類ですか?
【A】厚生労働省からの通達で、医療費を払い過ぎている方にお送りしている12月20日が返送期限の書類です。平田様の場合、4年間で45,800円払い過ぎていますので、今から申し上げる手順で申請していただければ、戻ってきます。
「厚生労働省」、「医療費払い過ぎ」、「戻ってくる」。もう違和感しかないですよね。ついに我が家にもきたようです。
【私】役所からの書類は必ず目を通しますが、そんな書類は届いてないですよ。誰宛に送っていただきました?
【A】平田様宛にですよ。
【私】そうなんですね。宛名は誰ですか?
【A】旦那さん、旦那さん宛にですよ。
旦那さんって…。
【私】下の名前は?そこにリストがあるなら名前は分るでしょう?
【A】…。
そのあとすぐ電話は切れました。
リストを一行読み間違えたと言ってさりげなく相手の名前を聞き出し、市役所の職員を装いお金が戻ると言って、言葉巧みにお金をだまし取ろうとする特殊詐欺の電話でした。
念のため皆様もお気を付けくださいね。