隠れ空き家取引促進の一手

こんばんは、平田です。

台風の進路が心配です。日々変化する進路予想図を注視して早めに対策したいと思っています。

今朝の新聞の1面記事に「隠れた空き家取引促進」との見出しがありました。

国土交通省が上水道の使用状況などの情報をもとに、建物が空き家かどうかを判定するシステムを2024年度にも開発するそうです。

その目的は、外観だけでは空き家かどうかを判断しにくい物件を「空き家」と特定し把握しやすくすることで、不動産事業者などが所有者へ働きかけて、放置され劣化する懸念のある空き家を、売買や賃貸に回して活用することの促進のようです。

今まで手続きをしなくても何のお咎めもなかった相続登記が令和6年4月1日に義務化され、更に令和8年4月1日から住所などの変更登記も義務化されます。

物件の所有者情報は誰でも合法的に得ることができますので、国土交通省主導で開発されたシステムで、空き家の情報が入手でき、所有者に働きかける環境が整えば、我々不動産会社も活用方法を提案しやすくはなります。

年々増加し、社会問題化している放置空き家を少しでも解消するための有効な一手になることを期待しています。

 

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