本日の日経新聞朝刊によると、昨日為替レートの円が80円/ドルを割り込み最終79円台で寄り付いた模様です。ここまで急激に70円台になるとは、予想することすらできませんでした。この1週間、3月11日に発生した東日本大震災のことばかりに眼を奪われ、この大震災が今後経済にどのように影響を及ぼすのだろうという一点に絞られていたかのように思っておりました。しかも、現地の様子が落ち着くまでに今しばらく時間が必要であり、全世界が日本のマーケットを多少置き去りにして進捗するものとばかり思い込んでいました。本当にこれだけ全世界がグローバル化の波にさらされるようになると、日本の思惑など関係ないというのが真実なのでしょうか?本来ならば、東日本の復旧に時間がかかり生産は停滞し、国力が今まで以上に弱まることが懸念されますが、今回の円高は私には理解できない部分が多々あります。
今回の円高については、早期に収束し本来の有るべき姿に戻ることを祈るばかりです。