今朝の日経新聞に、街開きから50年を迎える、吹田市と豊中市にまたがる千里ニュータウンに関する明るい記事が掲載されていました。
かつては全国のニュータウン開発のモデルにもなり、1975年のピーク時には人口約13万人に達し活気に溢れていた千里ニュータウンですが、時代とともに人口の流出と高齢化、建物の老朽化が進み、「ニュータウン」という名と実態に少なからずギャップが生じていたことは否定できません。
しかし今から13年前に分譲団地の建て替えが初めて実現して以降、賃貸団地も含めて徐々に団地の建て替えが進んで新たな住民も増え、人口の減少にやっと歯止めがかかったようです。若い世代も増えてきて、住民に占める高齢者の割合も昨年初めて低下したとのこと。
確かに、ここ数年千里ニュータウン内では、必ずどこかの団地で建て替え工事が行われていた記憶がありますし、現在もあちらこちらで建て替えの現場が目につきます。そして、確実に子供の数が増えていると実感します。再び子供たちの明るい声に満ちた、活気ある新生「千里ニュータウン」に生まれ変わる日も近いかもしれません。
平田